パーソナリティ障害について
近年、パーソナリティ障害という言葉が浸透してきています。 またその障害を心に持つ人は、年々増加の一途です。 以前は「人格障害」と呼ばれていました。物の考え方や感じ方に一般的な人とは異なる部分があり、これが元で、日常生活や人との関係を維持する事が難しい状態にある人です。 心の中の障害は外からは見えず、普通の生活ができる内は外見では分かりません。その相手と深く関わる事により、様々な場面を共有していく中で、徐々にその傾向に気付く場合が多いでしょう。 パーソナリティ障害は、A郡・B郡・C郡に分かれ、それぞれ際立った特徴があります。またMIX型もあります。 パーソナリティ障害を持つ人に多い特徴として、 ●ふとした事で突然キレる。 ●不都合な事が起こると、責任は全て人のせい。自分は悪くない。 ●自分が相手に多大な迷惑や損失を与えているという自覚がない。 ●物事を自分の基準以外では理解しない。 ●相手の気持ちに共感しない ・・・などが挙げられます。通常では理解するのが難しい、複雑な心の動きをします。 パーソナリティ障害を持つ方の多くは、ごく限られた親密な関係の相手の前でだけ、その特徴を表します。関係性がそれほど深くない相手の前では、上記の様な特徴を隠しているケースが多いです。 症状を抑えるためには、一般的に心療内科で治療を行います。心理療法と投薬治療を併用しますが、根治することはまずできません。また本人がパーソナリティ障害である事を自覚し、自ら治そうと行動しない限り治りません。 心が健全であれば、他者との会話の中で不愉快な事があったとしても、自分でバランスを取って不快な気分を立て直す事ができます。しかしパーソナリティ障害の方の多くは、これが難しいケースが多く見られます。 体が健全な人は外見でも分かります。心に障害があれば外見では分かりません。体が健全な人は普通に会話したり常識が通用します。心に障害があれば普通の会話でもできないこともあります。普通の人がジョギングできても心の障害があれば足が不自由な人は普通の人と同じ速度でジョギングが出来ないのと同じです。 配偶者がこういった傾向を持つ場合は、常識の話し合いでは解決できません。心の障害の程度や種別・その人の環境など、多岐にわたる要因から、きめ細かな対応と忍耐が必要です。
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